そのリンククリックしても大丈夫??
Twitterやメッセージアプリなどでよく見かける短縮URL。その中でもbitly(ビットリー)は非常に人気のあるサービスです。しかし、bitlyを利用することには危険性が潜んでいることをご存知でしょうか?本記事では、bitlyの危険性についてご紹介します。
◎bitly(ビットリー)とは
bitly(ビットリー)は、長いURLを短縮することができるサービスです。URLの文字数を短縮することで、Twitterなどの文字制限のある場所でもURLを短く表示することができます。また、ビットリーのアカウントを作成すると、短縮したURLのクリック数や分析結果を確認することもできます。
こういったURLが何らかのURLを短縮させたbitly(ビットリー)です。
↓
http://bit.ly/******
bitlyの危険性
一見便利で安全に見えるbitlyですが、実は危険性があることをご存知でしょうか?
正確には、bitly自体が危険なのではなく、そのリンク先のサイトがどんなサイトなのかわからない状態でクリックするのはリスクもあります。
以下に、bitlyの危険性をいくつかご紹介します。
1. フィッシング詐欺への利用
bitlyを利用することで、詐欺師は信頼できるよう見せかけたURLを作成することができます。例えば、銀行の偽サイトへ誘導するURLをbitlyで短縮し、メールやSNSで拡散することがあります。クリックしてしまうと、個人情報が盗まれるリスクがあります。
2. マルウェアへの感染
bitlyを利用したURLには、マルウェアが仕込まれていることがあります。クリックすると、ウイルスやスパイウェアがダウンロードされる可能性があります。特に、不審なメールや怪しいサイトからのリンクには注意が必要です。
3. プライバシーの侵害
bitlyを利用することで、クリックされた回数やクリックしたユーザーの情報がbitlyのサーバーに蓄積されます。これにより、個人の情報が漏洩するリスクがあります。また、bitlyを利用している場合、他のユーザーが短縮したURLをクリックすると、あなたのIPアドレスなどの情報がbitlyのサーバーに送信されることにも注意が必要です。
◎bitlyを安全に利用するための注意点
bitlyを利用する際は、以下の注意点に気を付けることが重要です。
1. 信頼できる送信元からのリンクのみクリックする
メールやSNSなどで受け取った短縮URLは、信頼できる送信元からのものかどうかを確認しましょう。不審なメールや怪しいサイトからのリンクはクリックしないようにしましょう。
2. bitlyのURLを事前に展開して確認する
bitlyのURLは、展開することで元のURLを確認することができます。不審なURLかどうかを判断するために、事前に展開して確認する習慣を持ちましょう。
bitlyの中身のURLを、クリックせずに事前にチェックする方法は下記の記事を参考にしてみてください。
3. セキュリティソフトの利用
PCやスマートフォンには、セキュリティソフトを導入し、定期的にアップデートを行いましょう。これにより、マルウェアやウイルスの感染を防ぐことができます。
【まとめ】
bitlyは便利なサービスですが、危険性もあることを忘れずに注意しましょう。信頼できる送信元からのリンクのみクリックし、不審なURLは避けるようにしましょう。また、セキュリティソフトの利用も重要です。安全なインターネット利用のために、bitlyの危険性に対する意識を高めましょう。
以上が、bitly(ビットリー)の危険性についてのご紹介でした。安全なインターネット利用のために、ぜひ参考にしてください。
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